こんにちは。鏡を見るたび、なんだかファンデーションが厚く見えたり、夕方になるとシワに入り込んでいたり…。「若い頃はもっと簡単にキレイになれたのに」なんて、ため息をついてしまうこと、ありませんか? 私もね、40代に入ってから、肌のちょっとした変化、シワやたるみ、くすみ、毛穴の目立ち… そういうのが気になりだして、ファンデーション選びや塗り方にすごく悩んだ時期があったんです。隠したいところが増えるから、ついつい重ねてしまって、結果「厚塗りおばさん」みたいになっちゃう…あの悪循環、本当によくわかります。
でもね、諦めるのはまだ早いですよ! 年齢を重ねたからこその悩みを上手にカバーしながら、まるで「元から素肌がキレイな人」みたいに見せることは、ちょっとしたコツで可能なんです。この記事では、厚塗り感を回避して、若々しく自然な美肌に見せるための、とっておきのベースメイクの魔法を5つ、ご紹介します。もうファンデーションで悩まない、自信が持てる肌作り、一緒に始めませんか? きっと、毎日のメイクがもっと楽しくなるはずですよ。
わかる!40代のベースメイク、厚塗りになりがちな「なぜ?」
まず、なんで私たち40代のベースメイクって、気がつくと厚塗りっぽくなっちゃうんでしょうね。これ、いくつか理由があると思うんです。
一番大きいのは、やっぱり隠したい悩みが増えてくること。若い頃には気にならなかったシミやくすみ、毛穴の開き、それに目元や口元の小ジワ…。これらを全部ファンデーションだけでカバーしようとすると、どうしても量が多くなってしまう。私も昔、コンシーラーとか使わずに、ファンデーションをグリグリ重ねてシミを隠そうとして、見事に失敗した経験があります(笑)。あれ、逆に悪目立ちしちゃうんですよねぇ。
それから、肌の乾燥も大きな原因。年齢とともに肌の水分量や皮脂量は減っていくから、肌表面がカサカサしがち。そうすると、ファンデーションがうまく肌に乗らなくて、ムラになったり、粉っぽく浮いて見えたりするんです。それをなんとかしようと、また重ねてしまう…。悪循環ですよね。私も冬場は特に、朝しっかり保湿したつもりでも、昼過ぎにはもう乾燥でファンデがひび割れてきたりして、本当に悩みの種でした。
あとはね、意外と盲点なのが、若い頃のメイクをそのまま引きずってしまっているケース。20代や30代の頃と同じファンデーション、同じ塗り方で満足していませんか? 肌質も肌悩みも変わってきているのに、メイクだけアップデートされていないと、今の肌には合わなくて、厚塗り感や老け見えの原因になってしまうこともあるんです。例えば、マットすぎるファンデーションとか、カバー力が高すぎるものとかね。昔はそれがベストだったかもしれないけど、今の自分にはトゥーマッチ、みたいな。
こういう原因を知っておくだけでも、「あ、だから厚塗りっぽくなっちゃうんだ」って納得できて、改善への第一歩になると思うんです。原因がわかれば、対策も立てやすいですからね!
厚塗り感さよなら!「若見え×素肌感」を叶える5つの魔法
さあ、ここからはお待ちかね! 厚塗り感を卒業して、まるで素肌そのものが美しいかのように見せるための、具体的なテクニックを5つの「魔法」としてご紹介します。どれも、ちょっと意識するだけで、仕上がりが格段に変わるものばかり。難しく考えずに、まずは試してみてくださいね。
魔法その1:スキンケアこそ最高の仕込み!うるおい満タン肌が鍵
ベースメイクを美しく仕上げるための土台、それは何と言ってもスキンケアです。これ、本当に声を大にして言いたい! ファンデーションを塗る前の肌状態が、仕上がりの7割、いや8割くらい決めると言っても過言じゃないんじゃないかしら。
特に私たち40代の肌にとって重要なのは、「うるおい」。肌がしっかりとうるおいで満たされていると、キメが整ってなめらかになり、ファンデーションがピタッと密着しやすくなるんです。逆に、乾燥している肌にファンデーションを塗っても、うまく乗らずにムラになったり、時間が経つと乾燥崩れを起こしたり…。まさに厚塗りの元凶!
だから、朝のスキンケアは、化粧水でたっぷりと水分を与えて、美容液で栄養を補給し、最後に乳液やクリームでしっかりとフタをする。この基本のステップを、ぜひ丁寧に行ってみてください。特に化粧水は、一度で済ませずに、2〜3回に分けて手のひらで優しく押し込むように(ハンドプレスってやつですね)なじませると、肌がもっちりとうるおうのを実感できるはず。私なんかは、乾燥がひどい時期は、シートマスクを投入したり、スチーマーを使いながらスキンケアしたりすることもあります。ちょっとした一手間が、日中の肌のコンディションを大きく左右するんですよ、これが。
あ、あと、スキンケアが終わってすぐにファンデーションを塗るのはNG。少し時間をおいて、スキンケア成分が肌にしっかりなじんで、表面がサラッとするのを待つのがポイントです。ベタついたまま塗ると、ファンデーションがヨレやすくなっちゃいますからね。この「待つ時間」も、美肌仕込みの大事な一部、って感じです。
魔法その2:下地選びで勝負あり!光を味方に透明感アップ
スキンケアで肌を整えたら、次はいよいよ下地の出番。ファンデーションの量を最小限に抑えて、厚塗り感をなくすためには、この下地選びがめちゃくちゃ重要なんです! ある意味、ファンデーション以上に大事かもしれない、と私は思っています。
下地の役割って、単にファンデーションのノリを良くするだけじゃないんですよ。肌の色ムラを補正したり、毛穴の凹凸をなめらかにしたり、血色感や透明感をプラスしたり… まさに、美肌の「仕込み役」。自分の肌悩みに合った下地を上手に使うことで、ファンデーションで隠さなきゃいけない部分を減らすことができるんです。
例えば…
- くすみが気になるなら ピンクやラベンダー系の下地。肌に明るさと透明感を与えて、パッと顔色を良く見せてくれます。特にラベンダーは黄ぐすみを打ち消してくれる効果が高いので、夕方になると顔色がどんよりしちゃう…なんて方におすすめ。
- 毛穴の開きや凹凸が気になるなら シリコン系のポアカバー下地。毛穴をフラットに埋めて、つるんとした肌表面に整えてくれます。ただし、使うのは気になる部分だけでOK。全顔に塗ると、逆にのっぺりしちゃうことも。
- 赤みや色ムラが気になるなら グリーンやイエロー系のコントロールカラー。赤みにはグリーン、茶ぐすみや色ムラにはイエローが効果的。これも、気になる部分にだけ薄く仕込むのがポイントです。
- ツヤ感や立体感が欲しいなら パールや微細なラメが入った下地。光を反射して、肌の内側から発光するような、いきいきとしたツヤ感を演出できます。顔全体に使うと華やかに、高く見せたい部分(TゾーンやCゾーン)にだけ使うと自然な立体感が生まれます。
ね、下地って色々あるでしょう? 全部使う必要はなくて、今の自分の肌悩みに一番響くものを選んでみてください。ファンデーションを厚塗りしなくても、「あれ?なんか今日、肌キレイじゃない?」って思われるような、そんな仕込みができるのが、優秀な下地の力なんです。私もね、昔は下地なんてどれも同じでしょ、って思ってた時期もあったんですが、友人のヘアメイクさんに「下地こそ命よ!」って力説されて(笑)、色々試すようになったら、本当にベースメイクの仕上がりが変わったんです。まさに目からウロコ、でしたね。
魔法その3:ファンデは「塗る」んじゃなくて「置く」意識で
さあ、いよいよファンデーション。厚塗りを避ける最大のコツは、ズバリ「量」と「塗り方」にあります。
まず量ですが、「これくらいかな?」と思う量の、さらに半分くらいから始めてみてください。多くの場合、私たちが思っているよりもずっと少ない量で十分なんです。特に最近のファンデーションは、少量でも伸びが良くてカバー力があるものが多いですからね。足りなければ後から足せばいいので、まずは「少なすぎるかも?」くらいからスタートするのが鉄則です。
そして塗り方。ここで大事なのが、「顔全体に均一に塗ろうとしない」こと。え?って思います? でもこれが、自然な素肌感を出すための秘訣なんです。
基本は、「顔の中心から外側に向かって、薄く伸ばしていく」イメージ。顔の中心部分(頬の高いところ、額、鼻筋、あご)は、比較的カバーしたい悩みが多いエリアですよね。ここにまずファンデーションを少量「置いて」、そこからフェイスラインに向かって、指やスポンジ、ブラシを使ってスーッと伸ばしていきます。フェイスラインにはほとんどファンデーションが残らないくらいでOK。こうすることで、顔の中心はきちんとカバーされつつ、輪郭部分は素肌が透けるような、自然な立体感が生まれるんです。顔全体にのっぺりとファンデーションを塗ってしまうと、それだけで「塗ってます感」が出て、厚ぼったく見えちゃうんですよね。
使うツールも、仕上がりに影響します。
- 指 体温でファンデーションが温まり、肌への密着度が高まります。ツヤ感を残したい時におすすめ。ただ、ムラになりやすいので、丁寧に伸ばす必要あり。
- スポンジ 余分なファンデーションを吸収してくれるので、薄づきで均一な仕上がりに。ポンポンと叩き込むように使うと、密着力もアップ。水を含ませて使うタイプのスポンジは、さらにツヤ感と密着感が増します。これがまた使いやすくて、私、最近はもっぱら水ありスポンジ派です。
- ブラシ 筋ムラになりにくく、毛穴などの凹凸もカバーしやすいのが特徴。薄づきで、磨き上げたようなツヤ肌に仕上げたい時に。クルクルと円を描くように使うのがコツ。
どれが良い悪いではなく、自分の好みやファンデーションの種類に合わせて使い分けるのが良いと思います。とにかく、「塗る」というよりは、肌の上に薄いヴェールを「置く」ような意識で、優しく、丁寧に。これが厚塗りにならないための、ファンデーションの極意、って感じかな。
魔法その4:コンシーラーは名脇役!ピンポイントカバーで厚塗り回避
ファンデーションを薄く仕上げた後、それでも気になるシミ、クマ、ニキビ跡…。ありますよね、そういうピンポイントな悩み。ここでファンデーションを重ねてしまうと、また厚塗りへの道まっしぐら! そんな時に頼りになるのが、名脇役「コンシーラー」です。
コンシーラーの役割は、ファンデーションでは隠しきれない、局所的な肌悩みをピンポイントでカバーすること。まさに「隠したいところにだけ使う」のが鉄則です。ファンデーションを全顔に厚く塗る代わりに、ベースは薄く仕上げておいて、気になる部分だけコンシーラーで狙い撃ちする。これが、素肌感を残しながらカバー力を上げるための、賢い方法なんです。
コンシーラー選びもポイントがあって。
- 色選び ファンデーションと同じ色か、ほんの少しだけ暗めの色を選ぶのが、自然に見せるコツ。明るすぎると、逆にその部分だけ白く浮いて悪目立ちしちゃうんです。クマの場合は、オレンジ系のコンシーラーで色味を補正してから、肌色のコンシーラーを重ねるとキレイに隠せますよ。
- テクスチャー カバーしたい悩みや部位によって使い分けるのがおすすめ。
- シミやニキビ跡には 少し硬めのスティックタイプやクリームタイプ。カバー力が高く、ピンポイントで狙いやすい。
- クマや目元のくすみには 柔らかめのリキッドタイプやクリームタイプ。乾燥しやすく動きのある目元にもなじみやすく、ヨレにくい。
使い方は、まずカバーしたい部分に、コンシーラーを少量ちょんちょんと置きます。そして、指の腹を使って、境目を優しくトントンと叩き込むようにぼかしていきます。この時、こすらないのが大事! こするとコンシーラーが取れてしまったり、逆に範囲が広がってしまったりするので、あくまで「叩き込む」イメージで。細かい部分には、コンシーラーブラシを使うと、より繊細に、キレイに仕上げることができますよ。私も最初は指でやってたんだけど、ブラシを使うようになってから、仕上がりの精度がぐっと上がった気がします。
コンシーラーって、なんだか難しそう…って敬遠している方もいるかもしれないけど、実は使いこなせると本当に便利! ファンデーションの量をぐっと減らせるから、メイク崩れも軽減できるし、何より仕上がりが断然ナチュラルになるんです。ぜひ、トライしてみてください。
魔法その5:仕上げのパウダーは「Tゾーン」中心にふんわりと
ベースメイクの最後の仕上げ、フェイスパウダー。これもね、使い方次第で、厚塗り感を左右する重要なアイテムなんです。
パウダーの役割は、ファンデーションの油分を抑えて、メイク崩れを防いだり、肌表面をサラッとさせて、マスクへの付着を軽減したりすること。あとは、ふんわりとしたヴェールをかけることで、毛穴を目立ちにくくしたり、肌に透明感を与えたりする効果もあります。
でも、ここで注意したいのが、「顔全体にしっかりつけすぎない」こと! 特に、せっかくファンデーションや下地で作ったツヤ感を、パウダーで消してしまうのはもったいない! それに、パウダーをつけすぎると、粉っぽさが出て、一気に厚塗り感が増してしまう原因にもなるんです。乾燥肌さんにとっては、さらに乾燥を進めてしまうことも…。
じゃあどうするかっていうと、「皮脂が出やすい部分」や「メイクが崩れやすい部分」を中心に、必要最低限の量をつけるのが正解。具体的には、額、鼻筋、小鼻の周りといった「Tゾーン」、あとは、髪の毛が張り付きやすいフェイスラインとか。ここに、大きめのフェイスブラシを使って、ふんわ〜り、ごく薄く乗せるだけで十分なんです。ブラシにパウダーを取ったら、一度手の甲などで余分な粉を払ってから肌に乗せるのが、つけすぎを防ぐコツですよ。
頬などの乾燥しやすい部分は、パウダーをつけないか、つけるとしてもブラシに残ったほんのわずかな量でササッと撫でる程度にするのがおすすめ。そうすることで、必要な部分はサラッとさせつつ、頬の高い位置などのツヤはしっかりキープできて、メリハリのある若々しい肌印象を保つことができるんです。
パウダーの種類も、ルースタイプ(粉状)とプレストタイプ(固形)がありますよね。ルースパウダーはふんわり軽い仕上がりに、プレストパウダーはしっかりカバーしたい時やお直し用に便利。これも好みで選んでOK。忙しい日のお直しにも便利なアイテムもあるから、10秒で美肌を叶える時短ベースメイクのヒントも参考にしてみて。
仕上げのパウダーは、あくまで「名脇役」。主役であるファンデーションの良さを引き立てつつ、メイク持ちを良くするためのもの、という意識で使うのが、厚塗り感を回避する最後の鍵、と言えるかもしれませんね。
もっと輝くために!+αの若見えテクニック
さて、5つの魔法でベースメイクの基本はばっちり! ここまででも、かなり厚塗り感のない、自然で若々しい肌に仕上がっているはず。でも、もう一歩進んで、さらに「わ、なんか今日イイ感じ!」って思われるための、プラスαのテクニックも少しだけご紹介しますね。
ひとつは、「ハイライト」。これをね、ほんの少しだけ、 strategic に(戦略的に、ってやつです笑)入れるだけで、顔に立体感とツヤが生まれて、一気にフレッシュな印象になるんです。入れる場所は、頬骨の高い位置(Cゾーンって言われるところですね)、鼻筋(ただし、長く入れすぎると不自然なので、鼻の付け根と鼻先にちょこっと)、あとは顎先、上唇の山の部分(キューピッドボウって言うらしいです)あたり。ここに、クリームタイプやリキッドタイプの、肌なじみの良いハイライトを指でポンポンと乗せるのがおすすめ。パウダータイプだと、ちょっとギラギラしすぎたり、乾燥が目立ったりすることもあるので、40代の肌には、内側からじゅわっと発光するような、自然なツヤ感が出るタイプが良いんじゃないかな、と個人的には思っています。
もうひとつは、「チーク」。血色感って、若々しさの象徴みたいなもの。ベースメイクで肌の色ムラを整えると、どうしても顔全体が均一になって、のっぺり見えがち。そこに、チークで自然な血色をプラスしてあげることで、ぐっと生き生きとした表情になるんです。入れる位置もポイントで、頬骨に沿って、やや高めの位置に、ふんわりと入れるのがおすすめ。少し高めに入れることで、視線が上に集まって、リフトアップして見える効果もあるんですよ! 色は、自分の肌色に合った、コーラルピンクやオレンジベージュなど、肌なじみの良い色を選ぶと失敗が少ないです。これも、濃く入れすぎると「おてもやん」みたいになっちゃうので(笑)、少しずつ色を足していくのがコツですね。
あ、あと忘れちゃいけないのが「眉」。顔の印象を大きく左右するパーツですよね。いくらベースメイクがキレイにできていても、眉がボサボサだったり、形が古臭かったりすると、残念な印象に…。自分の骨格に合った、自然で少し太さのある眉に整えるだけで、ぐっと洗練されて、若々しく見えます。これはベースメイクとは少し違うけど、トータルで見た時の印象アップには欠かせない要素なので、ぜひ意識してみてくださいね。
ハイライト、チーク、眉。この3つをちょっと意識するだけで、ベースメイクの効果がさらに高まって、全体の印象が格段にアップします。まさに、画竜点睛、ってやつですね!
忙しいあなたへ贈る「時短でもキレイ」のヒント
ここまで、厚塗りにならないための丁寧なベースメイクのコツをお話ししてきましたが、「そんなに時間をかけていられない!」っていう日も、もちろんありますよね。わかります、わかりますとも! 朝は1分1秒が惜しいですもんね。
でも、忙しいからってキレイを諦める必要は全くありません! 今は、時短ときちんとした仕上がりを両立してくれる、優秀なアイテムがたくさんありますから。
代表的なのが、「BBクリーム」や「CCクリーム」。これらは、美容液、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションなどの機能がひとつになった、オールインワンタイプのベースメイクアイテム。スキンケアの後にこれ1本でベースメイクが完了するので、大幅な時短になります。BBクリームはカバー力が高め、CCクリームは色補正効果が高めで素肌っぽい仕上がりになる傾向があるので、自分の好みや肌悩みに合わせて選んでみてください。最近のものは、保湿力も高くて、美容成分がたっぷり配合されているものも多いので、日中の乾燥対策にもなりますよ。
それから、「クッションファンデーション」も時短メイクの強い味方。専用のパフにリキッド状のファンデーションを染み込ませて使うタイプで、ポンポンと肌に乗せるだけで、簡単にツヤ感のある均一な肌に仕上がります。下地不要のものも多いですし、手を汚さずに使えるのも嬉しいポイント。カバー力も調整しやすく、お直しにも便利なので、ポーチにひとつ入れておくと安心ですよね。ただ、クッションファンデはツヤが出やすい分、つけすぎるとテカテカに見えちゃうこともあるので、やっぱり少量ずつ、顔の中心から外側へ、という基本の塗り方は意識するのがおすすめです。
これらの多機能アイテムを使う時も、厚塗りにならないための基本ルール、「少量から」「顔の中心から外側へ」は同じ。時短アイテムだからって、雑に塗ってしまうと、せっかくの良さが活かせませんからね。朝のバタバタ、本当によくわかる。そんな時は、忙しい朝でも美肌を諦めないテクニックがきっと役立つはず。
賢くアイテムを選んで、上手に活用すれば、忙しい毎日の中でも、ちゃんと「キレイ」をキープすることは可能です。無理せず、自分に合った方法で、心地よくメイクを楽しんでいきましょう!
さて、ここまで40代のための「厚塗りにならないファンデーションのコツ」を色々とお話ししてきました。いかがでしたか?
年齢を重ねると、肌悩みが増えるのは自然なこと。でも、それを「隠さなきゃ!」と躍起になってファンデーションを厚塗りするのではなく、今の自分の肌ときちんと向き合って、必要なケアと、ちょっとしたメイクのコツで、その人らしい美しさを引き出すことは、絶対にできるんです。
大切なのは、完璧を目指しすぎないこと、そして、メイクを楽しむ気持ちを忘れないこと。今日ご紹介した5つの魔法、全部を一気にやる必要はありません。まずは「これならできそう!」と思ったものから、ひとつ試してみてください。スキンケアを丁寧にしてみる、下地の色を変えてみる、ファンデーションの量を見直してみる… きっと、小さな変化が、大きな自信につながっていくはずです。
年齢を重ねることは、決してネガティブなことばかりじゃない。経験を積んだからこその、落ち着きや、深み、そして自分らしい魅力が、私たちにはあります。メイクは、それをさらに輝かせるための、楽しいツール。厚塗り感から解放されて、もっと軽やかに、もっと自由に、あなたらしい美しさを表現していきましょう。
この記事が、あなたの毎日のメイクを、もっと楽しく、もっと心地よいものにするための、小さなきっかけになれたら、こんなに嬉しいことはありません。
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